教育・福祉専門職の皆様へ
ギフテッド教育トレーニングセミナーのご案内
「”才能の芽” に出会い、支援する力を高める—
教育者・福祉関係者のためのギフテッド教育トレーニング」
対象者
教育現場の教員・講師
特別支援教育担当者・スクールカウンセラー
福祉施設で子ども支援に関わる職員
ギフテッドを支援したい教育・福祉職の方々
セミナーの目的と特徴
このプログラムは、フロリダ州教育庁認定のギフテッド教育者向けのカリキュラムをもとに、ギフテッド児の認識、特性理解、適切な教育支援、社会的・情緒的ニーズへの対応、そして制度的理解と実践的支援策を学ぶことを目的としています。国内外の研究と実例を踏まえ、学校教育・福祉分野の専門職がギフテッド教育に自信をもって関われるよう支援します。
A:ギフテッドとは何か?-定義と理論的基盤
ギフテッドの定義とその歴史的背景(日本と海外の比較)
主な理論(例:Renzulliのモデル、Gardnerの多重知能理論、Sternbergの三部理論)
ギフテッドに関する誤解と現実(「神話と真実」)
自己理解ワーク:「あなたにとってギフテッドとは?」
B::ギフテッドの特性とニーズ
認知的特性(高い学習能力、論理的思考、情報処理スピードなど)
情緒的・社会的特性(過敏性、完璧主義、孤独感、多様性の中での困難)
文化的・経済的背景による違い
2E(Twice Exceptional:ギフテッドでかつ障害をもつ子ども)について
C:ギフテッドの発見と評価
ギフテッドのアセスメント手法(IQ、観察、教師・保護者の報告など)
多様な背景をもつ子どもの見逃しのリスクと対策
アセスメント実習:チェックリストや事例を用いた評価体験
D:教育的支援とカリキュラム開発
一般教育とギフテッド教育の違い
カリキュラムの差別化(Differentiation)と個別化支援
グルーピング、加速、課題の深掘りなどの実践例
ギフテッドに効果的な教師の特性とは
E:制度、プログラム運営とアドボカシー
日本と海外の制度・法制度の比較(例:Javits法)
ギフテッド支援プログラムの運営と実践上の課題
家庭・学校・地域社会の連携とアドボカシー
修了ワーク:参加者自身の教育現場でのアクションプラン作成
受講形態
- 基本的にグループセッション (団体単位でお申し込みください)5セッション全てではなく、ご希望のセッションだけの受講も可。
- 若しくは個別にお申し込み頂き、最低催行人数(8名)に達し次第、開講。
基本的にはオンライン講座。関東地域の場合は出張講義可能。
料金
※柔軟に対応可能です。
- 個別料金・グループ料金ともに、ご希望内容・期間に応じて要相談とさせて頂きます。
講師
*現在、フロリダ州教育庁認定のギフテッド教員認定プログラム(英語)への日本からの受講、認定証書の発行について協議中です。ご興味のおありの方は、お問い合わせください。
こちらからお問い合わせください。
